SDGsへの取り組み
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットで構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
北米産業株式会社は様々な取り組みを通じて
SDGs実現に努めてまいります。
生産過程で発生する残材を活用し、資源を有効活用するため、フィンガージョイント機(木材をジグザグ形に切削し、端面を接合する方法)を導入し、残材同士を接合した新たなエコ商品として活用する。
外国人を10名雇用するなど、多様な人材が活躍できる社内体制を構築する。
今後の取り組み
工場から発生するのこ屑(プレーナー屑)や端材などの再生可能な資源を再利用して木質ペットを製造します。
木質ペットとは、乾燥した木材を細粉し、圧力をかけて直径6〜8mm、長さ5〜40mmの円筒形に圧縮成形した木質燃料でストーブやボイラーの燃料・猫砂としても利用できます。
Science Based Targetsは、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5年~15年先を目標年として各企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標のことです。
SBTはCDP・UNGC・WRI・WWFの4つの機関による共同イニシアチブ(SBTi)によって、認定されます。
1.5℃目標水準
2015年に成立したパリ協定では、産業革命前に比べた世界の平均気温上昇を2℃以内に抑える「2℃目標」、さらに努力目標として1.5℃に抑える「1.5℃目標」を定めています。その後の科学的知見の積み重ねで、気候危機の被害を最小限に抑えるためには、1.5度に抑えることがより重要であるという認識が世界的潮流となり、2021年に開催されたCOP26ではこの「1.5℃目標」が事実上の目標に強化されました。1.5℃目標の達成には、世界全体でCO2を2030年に半減、2050年にゼロにすることが必要です。1.5℃目標水準と承認された企業は、その排出経路に沿った中期目標を掲げている企業です。
CO2排出量削減目標
当社は2021年を基準年とするScope1、Scope2排出量を算定し、2030年までに総量ベースで42%削減する(1.5℃水準)目標を設定し、この度認定されたものです。