強さと快適さを両立する
住まいづくり

北米で生まれ、日本でも広く普及している「2×4(ツーバイフォー)工法」。地震や火災に強い構造でありながら、断熱・気密性能に優れ、省エネで快適な暮らしを実現します。

2×4工法って何?

2×4工法

基本と特徴

在来工法(木造軸組工法)が「柱と梁」で支えるのに対し、2×4工法は「面」で建物全体を一体化するため、耐震・耐火・断熱など多くの面で優れた性能を発揮します。

2x4工法(ツーバイフォー)とは、19世紀、北米で開発された建築工法で、木材を組み合わせて作られた枠組みに合板で作られた木製パネルを組み合わせて、床、壁、天井などの面を組み立てていきます。この工法で一番よく使われている構造用の木材が2x4インチだっため2x4工法と呼ばれるようになりました。

2×4工法とは、規格化された木材(2×4インチ材)を使い
床・壁・天井「面」で支える建築工法です。

家族が長く安心して暮らせる
住まいをお考えの方に最適です。

2×4工法の強み

暮らしの安心と快適を
実現するポイント

耐震性

モノコック構造 によって高い耐震性能を確保し、耐震等級3 の取得も容易

震度7クラスの揺れ
にも対応可能。

断熱・気密性

外気の影響を受けにくく、冬暖かく夏涼しい住まい。

耐火性

ファイヤーストップ構造で枠組み材などが空気の流れを遮断し、上階への燃え広がりを防止します。

耐風性

強風によって軒下から吹き上げ風があっても、屋根が持ち上げられにくい構造になっています。

コスト安定性

規格材を使うため品質が安定し、工期も短縮。

  • 工場生産による品質安定(プレカットやパネル化によって部材のバラつきを抑え、品質を均一化)
  • ZEH補助金や自治体の補助金の活用できる

南海トラフ巨大地震に備える

家族を守る構造を選ぶという安心

大切なのは「もしも」に備えること。
北米産業の2×4工法住宅は、地震にも強く、安心が長く続く家です。

今後30年以内に70〜80%の確率で発生すると言われる「南海トラフ巨大地震」。
内閣府の想定によると、最大震度7の揺れが四国・近畿・東海エリアの広範囲を襲い、津波や建物倒壊による被害は数十万棟規模に及ぶ可能性があるとされています。

2×4工法は、床・壁・天井を一体化したモノコック構造により、地震の力を“面”で分散。
柱や梁で支える在来工法に比べ、ねじれや倒壊に強く、構造全体で衝撃を吸収します。また、「耐震等級3(最高等級)」にも対応可能で、大規模地震時にも家族の安全と住まいを守ります。

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2×4工法と在来工法には、それぞれの良さがあります。

Comparison

2×4工法と
在来工法の違い

「どちらが優れているか」ではなく
「ライフスタイルや要望に合う工法を選ぶことが大切」です。

※左右にスクロールして全体をご覧下さい。

耐震性

工期

断熱・機密性

設計自由度

耐火性

コスト安定性

低価格帯住宅

在来工法

柱と梁で支えるため、
設計次第で強度に差が出る

現場加工が多く、
工期はやや長め

気密性は確保しにくく、
断熱は工夫が必要

大空間や複雑な形状にも
柔軟に対応可能

耐火設計には
追加の工夫が必要

材料・施工条件により
変動することが多い

2×4工法

面で支えるため
地震の揺れに強い

部材が規格化されており
短工期

壁や床が一体構造で
気密性が高い

※1

面構造で柱がないから
自由度が高く広々空間を実現

※2

内部に火が広がりにくい
ファイヤーストップ構造

規格材のためコストが
安定しやすい

※1/ツーバイフォー住宅の自由設計

ツーバイフォー住宅は、設計面でも優れた特性をもっています。面構造で柱がないため、設計の自由度が高くスッキリした、広々とした空間の建物を作ることができます。この「自由設計」により、ツーバイフォー工法は一般的な住宅だけでなく、ホテル、病院、その他の各種施設・・・といった多様な建物形態の建築が可能です。

※2/ツーバイフォーのファイヤーストップ構造

ファイヤーストップ構造は、火の通り道となる床や壁において、枠組み材などが空気の流れを遮断し、上階への燃え広がりを防止します。
各部屋、各階への広がりを防ぐことで1つ1つの場所で防火対策を行っていることと同じ仕組みになります。
壁の中にある空気層を細かく区切ることで酸素の供給が少なくなり、火の進行が遅くなります。

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設計者向け情報

For Architects

設計者にとっての
2×4工法の利点

2×4工法はモジュール化された設計により、施工効率が高く品質も安定します。また、断熱・気密性能が確保しやすく、省エネルギー基準にも対応可能です。さらに、耐震・耐火の性能証明や法規適合実績も豊富で、安心して提案できる工法です。北米産業では設計段階からの技術サポートも行っています。

構造計算が容易で
耐震性能が明確

  • 規格化された設計 により、確認申請時の構造計算が簡単で、確認申請手続きの負担が軽減されます。
  • モノコック構造 によって高い耐震性能を確保し、耐震等級3 の取得も容易です。

法改正や新基準への
スムーズな適応

「4号特例縮小」対応
※2025年法改正

  • 標準化された構造計算 のため、新しい基準や制度変更に柔軟に対応可能です。
  • 省エネ・長期優良住宅 の基準を満たしやすい。
  • ZEH補助金や自治体の補助金 の活用がしやすく、コストメリットを施主に提案可能。
  • 気密性では2×4工法が安定して優れ 断熱性も熱橋が少ない為有利です。 一方、在来工法は施工次第で性能向上も可能ではありますが、職人の技術に 依存しやすくなっています。

品質管理の向上と施工効率の改善

工場生産による品質安定

プレカットやパネル化によって部材のバラつきを抑え、品質を均一化。 施工ミスやクレームが減り、アフターメンテナンスの負担を軽減。

工期の短縮

規格化された部材 により、現場での作業時間を削減。 基礎工事後、最短5日で上棟可能(建物の規模による)。 雨天の影響を受けにくく、スケジュール通りに進めやすい。

2×4工法への導入サポート体制

2×4工法導入への研修・実演指導・施工体制構築
人員不足解消までワンストップでサポートします。

2025年4月建築基準法改正対策

1. 施工研修・技術サポートの提供

研修の申し込み 施工マニュアル・実演指導。新しい工法の習得。短期間での施工実現。

2. 現場見学・工場見学の実施

見学の申し込み 施工現場・工場の視察 作業効率・負担軽減の確認 導入の検討。

3.大工不足のサポート

施工に必要な大工の手配依頼 協力会社ネットワークを活用。人員不足を解消。安定した施工体制を確保。

安心の耐震性能で地震に強い家
断熱性能を活かした省エネ住宅

北米産業の2×4工法

施工事例のご紹介

施主様からは
「地震でも安心できる」
「光熱費が減った」

といった声をいただいています。

よくあるご質問

2×4工法のデメリットはありますか? リフォームの自由度がやや制限される点がありますが、事前の設計計画で十分に対応可能です。
費用は在来工法と比べて高いですか? 大きな差はなく、工期短縮によるコストメリットも期待できます。
メンテナンスは難しいですか? 在来工法と同等で、一般的なメンテナンスで十分対応できます。

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